リモート勤務の従業員の労働時間についてのガイダンス | DOL

US Department of Labor (DOL) は、リモートで働く従業員の就労時間のトラッキングに関するガイダンスを出しました。

現在、時給勤務の従業員の多くが、リモートでの勤務と家庭での義務のバランスを取りながら、勤務時間をシフトして働いています。DOLは、雇用主が労働時間と定めていない時間であっても、従業員の実働時間分の支払い義務があるとしています。

DOL’s ガイダンス :  U.S. Department Of Labor Issues Guidance to Clarify Employers’ Obligations To Track Teleworkers’ Compensable Hours | U.S. Department of Labor

Source: Trust, but Verify: DOL Issues New Guidance for Tracking Teleworkers’ Time | Labor & Employment Law Blog

非居住地での勤務・源泉徴収税の複雑化

新型コロナウイルスの影響により、遠隔勤務が続く中、源泉徴収税について注意が必要となっています。

従業員が非居住地で勤務をする場合には、通常の居住地に加え、新しい管轄区域でも、所得税を支払う義務を負うことがあります。企業が源泉徴収をする必要がなくても、従業員には、州・地方税の支払い義務がある場合があります。

Source: Pandemic teleworking causes state tax withholding issues – AICPA Insights

EAD の特別措置・継続中

先月もお伝えしていますが、Employment Authorization Documents (Form I-766, EAD) の発行は、さらに遅れる可能性があります。特別措置により Form I-9 の記載を行なった従業員については、2020年12月1日までに、正式な労働許可証を確認する必要があります。

Source: What’s New

Form I-9 遠隔確認・60日延長

The Department of Homeland Security (DHS) と U.S. Immigration and Customs Enforcement (ICE) は、新型コロナウイルスの影響による、労働許可の物理的確認の一時的緩和を、さらに60日延長しました。11月19日までとなっています。

USCIS website : Form I-9 Requirements Flexibility Extended for an additional 60 Days | USCIS

ICE website : https://www.ice.gov/news/releases/ice-announces-extension-i-9-compliance-flexibility

カリフォルニア州 CFRA・来年より対象企業拡大

2021年1月1日より、California Family Rights Act (CFRA) は、従業員が5人以上の企業が対象になります。

従業員が休暇を申請する際の「家族」の規範が変更され、今までの「18歳未満の子供、または、扶養家族の成人」という範囲が排除されました。

NY 連邦裁判所・DOL / FFCRA 規定の一部 取消し

ニューヨークの連邦裁判所は、2020年8月3日、Families First Coronavirus Response Act (FFCRA) の規定について、US Department of Labor (DOL) が その権限を超えて解釈した、と裁決しました。労働時間と、休暇規則を含む4つの規定が取り消され、FFCRA規則の対象になる企業に大きな影響を与えるとみられています。

Source: California Employers Association – Employers Take Note: FFCRA Rules Have Changed

Source: New York Federal Court Vacates Several Portions of DOL Regulations Regarding FFCRA Leave | Labor & Employment Law Blog

H-1B、その他のビザ申請者のデータ共有 | DOL & DHS

The US Department of Labor (DOL) と The Department of Homeland Security (DHS) は、移民・非移民ビザの申請者と申請書に関するデータを共有すると発表しました。

DOL announcement :  U.S. Department of Labor and U.S. Department of Homeland Security Enter Into a Memorandum of Agreement | U.S. Department of Labor

雇用主による、H-1B ビザ(特に、EB-2 と EB-3 移民プログラム)の詐欺・不正申請の調査を強化する目的による措置です。

 Source: U.S. Agencies Agree to Share Information in New Enforcement Initiative Targeting H-1B and Immigrant Workers

EAD 発行の遅れによる特別措置・各種申請の料金改定 | USCIS

現在、新型コロナウイルスの影響で、Employment Authorization Documents (Form I-766, EAD) の発行が遅れています。そのため、The US Citizenship and Immigration Services (USCIS) は、特別措置として、2020年12月1日までの期間、EAD の申請書 (Form I-765) と 通知書 (Form I-797) を提示すれば、Form I-9 の リストC の書類として認めるとしました。
Source: Form I-9 Verification During EAD Production Delays Due to COVID-19

また、USCIS は、10月から、各申請の料金を改定すると発表しました  :  USCIS Adjusts Fees to Help Meet Operational Needs